ミレニアム開発目標の1つ目は、「極度の貧困と飢餓の撲滅」。
ターゲット1は、2015年までに1日1ドル未満で生活する人口比率を半減させること。ターゲット2は、2015年までに飢餓に苦しむ人口の割合を半減させること。
地球上では、5人に1人(約12億人)が1日1ドル(100円)未満で生活し、7人に1人が慢性的な飢えで苦しんでいる。
そして、8億4000万人の人々が栄養不良で、そのうちの1100万人が先進国におり、3000万人が東欧・CIS諸国に、7億9900万人が途上国に住んでいる。
南アジアでは4人に1人が、サハラ以南アフリカでは3人に1人が栄養不良である。また、インドでは世界最大の2億3300万人が飢餓人口で苦しんでいる。
しかし、8億を超える人が飢餓状態にある一方で、世界の穀物生産高は全人口の2倍の人口を養える量である。世界で生産される食料を全て平等に分配すれば、全ての人が1日に2760カロリーを消費できるといわれている。
ということは、飢餓の原因は、単に食料供給が不足しているということではない。
飢餓の原因は、以下のような様々な理由で食料へのアクセスが不足していることにある。
・貧困のために食料を買うことができない
・耕地の環境が悪く、農業生産量が少ない
・土地がない農民である
・紛争によって農業生産や輸送、販売が絶たれる
・清潔な水や医療などの生活に必要な様々な設備が整っていない
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