先進国からの資金援助による弊害

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ザンビアでは結核が増加している。
HIVと結核菌の二重感染が南アフリカで増加

広がる結核を封じ込めるには、エイズの対策が必要だ。

エイズは、複数の薬を服用する多剤併用療法の登場で、発症を防ぐことができる。
しかし、一生、薬を飲み続ける必要がある。
ということは、治療が浸透すればするほど医療費負担が増え続ける。


ザンビアで治療を支えているのは海外からの援助である。
06年度のエイズ対策費2億3594万ドルのほとんどは、世界銀行、アメリカ、イギリス、NGOからの資金提供だ。アメリカからは1億8千万ドルが08年度に拠出される予定。


しかし、ザンビアの国家エイズ評議会にJICAから派遣されている政策アドバイザーである、瀬古素子さんは、「援助国の介入に振り回されている」と述べる。


ボツワナでは、支援国の研究者によって、HIVに感染した妊婦を対象にした臨床試験が行われている。妊娠何ヶ月で治療を始めれば母子感染の予防に効果があるのかを検証するために、妊婦に薬を与える時期を変えて比較する。すると、本来は治療が必要な時期に薬が与えられない患者が出てくる。しかし、こういった臨床試験を受けなければ、支援を受けられないという現状がある。


瀬古素子さんは、「支援を受ける国が、援助内容に主体的にかかわれるよう行政能力を強化することが大切だ」と話している。

 

08/03/20 朝日新聞朝刊より

 


 

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このページは、Minamiが2008年3月20日 20:06に書いたブログ記事です。

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