HIVと結核菌の二重感染が南アフリカで増加

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エイズウイルスと結核菌の二重感染が、南アフリカで増加している。

先進国の援助により、治療薬は行き渡りつつあるが、医療スタッフの人材が不足している。

交通不便により、治療が受けられない患者も多い。

ザンビアでは結核が浸透している。

05年には600人ほどであった結核患者が、今では10万人ほどに増加している。

その原因の1つがHIVの拡大が予想される。

ザンビアでは、新規の結核患者の約7割がHIV感染者であると推定されている。

HIVに感染すると、免疫力が下がり、感染症にかかりやすくなる。結核はかかりやすい感染症の代表。人口密集地ではより感染しやすく、衛生や栄養の状態が悪いことも発症を増加させている原因だ。


世界保健機関(WHO)によると、世界のHIV感染者3320万人のうち、約7割の患者がサハラ砂漠以南のアフリカに集中している。

 

保健省の06年の公表資料では、人口が約1200万人のザンビアに、医師が646人、看護しが6096人しかいない。(日本は人口約1億2000万人に対して医師が約29万人。およそ、ザンビアでは人口1万8000人に1人の医師に対して、日本では人口410人に1人の医師になる。)

ザンビア国立大では、毎年50人の医師が誕生するが、卒業後、半数は給料の高い南アフリカやボツワナへ流れてしまう。

治療薬はあるが、医療従事者の不足で病気の診断や薬の処方ができていない。

 

ルサカのジョージ地区では、NGO・AMDA社会開発機構(岡山市)が住民ボランティアによる結核治療サポーターを養成している。

そして、患者の家庭を訪問して薬の服用を確認しはじめた。

ルサカから車で2時間のニャボンベ村でも、住民が患者支援グループをつくった。そして、HIV感染者を巡回し、患者のカウンセリング、お湯でぬらした布で体をマッサージし、洗い流したりしている。

南アフリカ・インド葉の港町ダーバンにあるトヨタの工場でも、従業員1万人とその家族を対象に、国から支給されるHIV治療薬を工場内で処方している。そして、従業員のボランティアがコンドームなどを配布している。

南アフリカトヨタ丹羽裕之副社長は、「拠点を置くからには、予防などのHIV対策にも腰を落ち着けて取り組む必要がある」と話している。

 

トヨタ自動車:環境・社会活動 > 環境への取り組み

 

08/03/20 朝日新聞朝刊より


 

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このページは、Minamiが2008年3月20日 19:24に書いたブログ記事です。

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