地球の資源には限りがある。
わたしたちがこの先、将来にわたって安定したエネルギー源を確保するためには、使い終わった燃料をリサイクルできる原子力発電の活用が重要。
しかし、リサイクルによって、使用済燃料の95%は再利用できたとしても、残りの5%は再利用することができない。
問題は、この5%が高レベル放射性廃棄物ということだ。
これらの処分として計画されているのが「地層処分」。
「地層処分」は、これまでの研究や調査から考え出された、適切な実現可能な方法である。
高レベル放射性廃棄物をガラスで固め、それを1つずつ鉄製の容器に入れて密封する。
そして、それを地下数百~数千mの深い岩盤の中に作られた地下施設へ埋設していく。
地下深部は地震の揺れが小さく、地下水の移動が遅い。
また、ガラスは水に溶けにくく、金属を腐食させる酸素もほとんどない。
よって人間の生活環境には影響がないそうだ。
2002より、原子力発電環境整備機構が地層処分を行う場所を公募している。
そして、2028年までに処分地が決定され、2038年までに処分を開始するタイムスケジュールとなっている。